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猫が脱走したらどんな危険がある?探し方や脱走防止、災害時にも役立つ備えとは?!

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読者さん

猫が脱走したらどうしたらいい?どんな危険がある?

このような疑問を解決する記事を書きました。

猫は可愛いペットですが、気をつけておかないと時々脱走してしまうことがあります。

では、猫が脱走したら、どんな危険が待ち受けているのでしょうか?

また、猫が脱走してしまった後や脱走をしないようにするにはどんな備えが必要なのでしょうか?

この記事では、万が一の猫の脱走に備えて「猫が脱走したらどんな危険があるのか?」についてまとめます。

猫が脱走してしまった時の探し方や脱走防止方法などについての情報もシェアします。

猫を飼っている人なら、知っていないとマズいことになるので、最後までお読みください₍ᐞ•༝•ᐞ₎◞ ̑̑

目次

猫が脱走してしまった際の危険なコト

猫が脱走したら、様々な危険に遭遇する可能性があります。具体的には、以下のようなトラブルが考えられます。

  • 交通事故や誤飲・誤食などのトラブル
  • ノラ猫とのケンカや接触によるリスク
  • 家に帰れず行方不明になるおそれ
  • 寄生虫感染のリスク

交通事故や誤飲・誤食などのトラブル

猫が脱走してしまった際に考えられる危険なことは、交通事故や誤飲・誤食などのトラブルです。

猫は車や自転車などの交通機関に気づかずに飛び出してしまうことがあります。

猫が交通事故に遭った場合、命を落とす危険性やぶつかった車が破損して損害賠償請求をされてしまう可能性もあります。

また、外には猫にとって有害なものや毒物がたくさんあります。

猫は好奇心旺盛で何でも口にする傾向があるので、誤って飲んだり食べたりしてしまうケースも多いそうです。

もし脱走してしまって帰ってきた時は、食欲や排便の状態には注意をして観察することが大事です。

野良猫とのケンカや接触によるリスク

猫が脱走してしまった際に考えられる危険なことは、野良猫のケンカに巻き込まれたり接触によるリスクです。

猫は自分のテリトリーを守るために、他の猫とケンカをすることがあります。

ケンカをすると、傷ついたり感染症にかかったりする恐れがあります。

特に野良猫はワクチンを接種していないことが多いので、狂犬病や白血病、猫エイズなどの重篤な病気を持っている可能性があります。

命に関わる病気につながることもあるので注意をしておきましょう。

家に帰れず行方不明になるおそれ

猫が脱走してしまった際に考えられる危険なことは、家に帰れず行方不明になるケースです。

猫は方向感覚が強いと言われていますが、それでも迷子になることはあります。

特に初めて外に出た猫や、家から遠く離れた場所で脱走してしまった猫は、家に帰ることができないかもしれません。

また、人間に捕まったり保健所や動物愛護団体に保護されたりすることもあります。

寄生虫感染のリスク

猫が脱走してしまった際に考えられる危険なことは、寄生虫感染のリスクです。

脱走してしまった猫は、野外で他の動物や環境と接触する可能性があります。

その結果、以下のような寄生虫に感染することがあります。

  • フィラリア:蚊を介して感染し、心臓や血管に寄生します。
  • ノミ・ダニ:野外での接触により、ノミやダニに寄生される可能性があります。
  • コクシジウム:消化管などの細胞内に寄生します。

寄生虫感染は猫の健康に大きな影響を与える可能性があります。

万が一猫が脱走してしまった時は、早めの対策と予防措置を行い、動物病院の受診をおすすめします。

猫が脱走した時にすべきこと5選!

飼い猫が脱走したときにすべき5つの手順を紹介します。

1.家を知らせてあげる

猫が脱走したときに最初にやるべきことは、「家を知らせてあげる」です。

猫は自分の匂いや目印で家を覚えています。

ですが、それでも迷子になってしまうことがあります。

ですので、以下のように家を知らせてあげてください。

  • 猫のトイレや毛布など、匂いの強いものを玄関や窓に置く
  • 猫の好きな餌やおやつを玄関や窓に置く
  • 猫の名前や飼い主の声を録音したものを玄関や窓に置く
  • 玄関や窓を少し開けてすぐに帰って来れるようにする

このような方法で、猫が家に帰ってくる可能性を高めることができます。

2.家の周辺を中心に探す

次に、猫が脱走したときにやるべきことは、「家の周辺を中心に探す」です。

猫は脱走しても、あまり家から遠く離れないことが多いです。

特に初めて外に出た猫や臆病な猫だった場合は、家の近くに身を潜めていることがあります。

ですので、以下のことを参考に猫を探してみてください。

  • 猫が隠れやすそうな場所をチェック
    • 猫は小さくて暗い場所に隠れることが多いです。例えば、車の下や木の下、ゴミ箱や段ボール箱などを一つ一つ確認してみてください。
  • 猫の名前を呼びながら探す
    • 猫は自分の名前や飼い主の声に反応することがあります。猫の名前を呼びながら探すことで、猫が返事をしたり姿を見せたりする可能性があります。ただし、大声で叫ぶのは逆効果なので気をつけてください。
  • 明け方や雨上がりに探す
    • 猫は明け方や雨上がりに活発に動きだすことがあります。そのため、その時間帯に探すことで、猫が姿を見せる可能性が高まります。また、明け方や雨上がりは人や車などの音が少なく、猫の鳴き声や足音などを聞き取りやすくなります。

3.保健所や動物病院、警察に連絡する

さらに、猫が脱走したときにやるべきことは、「保健所や動物病院、警察に連絡する」です。

猫が迷子になった場合や人間に保護された場合に、これらの機関に連絡が入ることがあります。

ですので以下の連絡方法で連絡してください。

  • 保健所に連絡する
    • 保健所は迷い猫や捨て猫などの動物を収容する場所です。猫が保健所に収容された場合に、飼い主の情報を伝えることができるのが迷子札やマイクロチップです。
    • 迷子札やマイクロチップを装着していない場合は、猫の特徴や写真などを伝えましょう。
    • 保健所には収容期限があります。収容期限が過ぎると、殺処分されることもあります。そのため、早めに連絡することが大切です。
  • 動物病院に連絡する
    • 動物病院は迷い猫や怪我をした猫などの動物を診察する場所です。動物病院には多くの動物が来るので、近隣の動物病院に一斉に連絡することがおすすめです。
  • 警察に連絡する
    • 警察は迷い猫や盗難された猫などの動物の届け出を受け付ける場所です。猫が警察に届け出られた場合に、飼い主の情報を伝えることができるのが迷子札やマイクロチップです。
    • 迷子札やマイクロチップを装着していない場合は、猫の特徴や写真などを伝えましょう。警察には多くの届け出があるので、最寄りの警察署に連絡することがおすすめです。

4.ポスターを作成し、SNSや掲示板で呼びかける

猫が脱走したときにやるべきことは、「ポスターを作成し、SNSや掲示板で呼びかける」です。

ポスターは近隣の方や通行人に目につくように貼りましょう。SNSや掲示板はインターネット上で多くの人に情報を拡散することができます。

ポスターやSNSや掲示板に書く内容としては、以下のとおりです。

  • 猫の特徴や写真
    • 猫の特徴や写真は見つけやすくするために必要な情報です。猫の特徴としては、名前や性別、年齢、毛色、毛並み、模様、目色、耳形、尾形、体型、体重などを書きましょう。写真は顔と全身のものを用意しましょう。
  • 猫が脱走した日時や場所
    • 猫が脱走した日時や場所は見つける範囲を絞るために必要な情報です。日時としては、年月日と時間帯を書きましょう。場所としては、住所や目印となる建物などを書きましょう。
  • 飼い主の連絡先
    • 飼い主の連絡先は見つけた場合に連絡するために必要な情報です。電話番号やメールアドレスなどを書きましょう。また、連絡可能な時間帯や報酬の有無なども書くと良いでしょう。

5.慎重に捕獲する

猫が脱走したときにやるべきことは、「慎重に捕獲する」です。

猫が見つかった場合や人間に保護された場合に、猫を無事に家に連れて帰るために注意すべきことは以下の通りです。

  • 猫が逃げないようにする
    • 猫は外で恐怖や不安を感じると、逃げたり隠れたりすることがあります。そのため、猫が逃げないようにすることが大切です。
    • 猫が逃げないようにする方法は、以下のようなものがあります。
      • 猫の名前や飼い主の声をかける
      • 猫の好きな餌やおやつを持っていく
      • 猫の好きなおもちゃや音を出すものを持っていく
      • キャリーケースやタオルなどで猫を包む
  • 猫が傷つかないようにする
    • 猫は外でストレスや興奮を感じると、噛んだり引っ掻いたりすることがあります。そのため、猫が傷つかないようにすることも大切です。
    • 猫が傷つかないようにする方法は、以下のようなものがあります。
      • 猫に無理やり触らない
      • 猫に大声で叱らない
      • 猫に暴力を振るわない
      • 手袋や長袖・長ズボンを着用する

猫が脱走した時に絶対にやってはいけないこと

猫が脱走した時にやってはいけないことは、次の通りです。

  • 目の前で脱走した猫を慌てて追わない:猫は警戒心が強い動物であり、追いかけられることがストレスを与えます。逃げ出した猫が一時的に身を隠すことがあるため、急いで追いかけないようにしましょう。
  • 脱走した猫を見つけたら大声で呼ばない:大声を出すと、猫がますます恐れて逃げる可能性があります。静かにしていると、猫が近くにいる場合でも落ち着いて戻ってくることがあります。
  • 脱走した猫を無理やり捕まえようとしない:脱走した猫は興奮状態になっていることが多く、無理やり捕まえようとすると噛んだり引っかいたりして怪我をさせることがあります。無理やり捕まえようとはせずに落ち着いた状況で捕まえてください。

猫の脱走防止対策

前項でご紹介したように、猫が脱走してしまったら大変なことになるかもしれません。

そうならないためにも、飼い猫が脱走しないように対策をしておきましょう。

ここでは、猫が脱走しやすいルートとその防止策について紹介します。

玄関に柵を設置する

猫が脱走する最も一般的なルートは玄関です。

玄関は人間が出入りするときに開け閉めするので、その隙に猫が飛び出してしまうことがあります。

特に荷物の搬入や来客などで玄関を長時間開けてしまっているときは要注意です。

対策

玄関に柵を設置することで、猫が脱走するのを防ぐことができます。

柵は市販のものや自作のものを使うことができます。

柵の高さは猫が飛び越えられないようにしましょう。また、柵の隙間も猫がすり抜けられないようにしましょう。

窓の網戸をロックする

猫が脱走するもう一つのルートは窓です。

窓は外の景色や音に興味を持った猫が近づくことがあります。

特に暑い季節は窓を開けることが多いので、注意が必要です。

対策

窓の網戸にはしっかりとロックをしておくことで脱走するのを防げます。

また、網戸のガードも強化しておきましょう。

猫は爪で網戸を引っ掻いたり噛んだりすることで、穴を開けたり外したりすることがあります。

ベランダの隙間をなくす

猫が脱走するもう一つのルートはベランダです。ベランダは外気に触れることができる場所なので、猫も気持ちよく感じることがあります。特に高層階に住んでいる場合は、ベランダから飛び降りてしまう危険もあります。

対策

ベランダには柵やネットなどを設置することで、猫が脱走するのを防ぐことができます。柵やネットの高さは猫が飛び越えられないようにしましょう。また、柵やネットの隙間も猫がすり抜けられないようにしましょう。

家の中に猫がリラックスできる場所をつくる

猫が脱走する理由の一つに、家の中でストレスを感じることがあります。

ストレスを感じる原因は様々ですが、例えば家族構成の変化やペット同士のトラブル、飼い主の留守時間の長さなどが挙げられます。

対策

家の中に猫がリラックスできる場所をつくることで、ストレスを軽減することができます。

居場所としては、キャットタワーやキャットハウスなどの専用のアイテムや、段ボール箱やクローゼットなどの隠れられる場所などが良いでしょう。

猫の脱走時・災害時のためにしておきたい備え

猫が脱走した場合や災害が発生した場合に備えて、以下のようなことをしておくと良いでしょう。

  • キャリーバッグに慣れさせておく
  • ワクチンの接種や避妊・去勢手術をすませておく
  • 迷子札やマイクロチップを装着しておく

キャリーバッグに慣れさせておく

猫はキャリーケースを嫌うことが多いですが、脱走時や災害時には必要な道具です。

キャリーケースを使って移動することで、猫を安全に運ぶことができます。

キャリーケースを日常的に見せておいたり中に入れておくことで、慣れさせることができます。

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ワクチンの接種や避妊・去勢手術をすませておく

猫は外に出ると感染症にかかるリスクが高まります。

ワクチンを接種することで、狂犬病や白血病などの重篤な病気を予防することができます。

また、避妊・去勢手術をすることで、発情期に外へ出たがる行動や不妊化されていない野良猫との交配を防ぐことができます。

迷子札やマイクロチップを装着しておく

猫が迷子になった場合や人間に保護された場合に、飼い主の情報を伝えることができるのが迷子札やマイクロチップです。

迷子札は首輪につけるもので、名前や連絡先などを書いておきます。

マイクロチップは体内に埋め込むもので、専用のリーダーで読み取ることができます。

参考:環境省サイト「マイクロチップ情報登録制度」

どちらも猫の身元を証明することができるので、迷子になった場合に早く見つかる可能性が高まります。

以上、3つの猫の脱走時・災害時のためにしておきたい備えをご紹介しました。

災害時の備えについてはもっと詳しいまとめ記事を書いております。チェックしてみてください。

【体験談】我が家の猫が脱走した時の話

わたしが飼っている猫も一度脱走してしまったことがあるので、その時の話をシェアします。少し長文になるので、気になる方だけ読んでみてください。

ここから体験談

わたしは4匹の猫を飼っています。兄弟猫のまるとちゃっぴ、姉妹猫のまめとひまです。

4匹のことをご紹介すると

  • まるはハチワレのキジ猫でマイペースな性格
  • ちゃっぴはハチワレの黒い猫でおっとり
  • まめは三毛で警戒心が強い
  • ひまは三毛で甘えん坊で好奇心が強い

ある日、この4匹が、一斉に脱走してしまったのです。

その日の朝、わたしは仕事でパソコンに向かっていました。猫たちはダイニングで遊んでいて、窓は網戸にしていました。

わたしは時々猫たちの様子を見ていたのですが、ある時見たら猫たちがいなくなっていました。

一瞬にして顔が青ざめました。網戸のところに行ってみると、外に4匹の猫たちがいるではありませんか!

そこで気づいたのですが、網戸のストッパーが外れてロックされていなかったんです。

私は慌てて外に飛び出しました。幸い、まるとちゃっぴはソロ〜っと歩いていたので、すぐに捕まえて家に連れ戻しました。

しかし、まめとひまは初めての外の世界に興奮してしまって、私が近づくとすばやく逃げてしまいました。

「どうしよう、どうしよう」と思いながらも、わたしは冷静さを保つようにしました。

走って追いかけたり、大声で叫んだりすると、猫たちはますますパニックになるので気をつけながら追いかけました。

ですが、一人ではどうにもならないので、仕方なく寝ている家族を起こして助けを求めました。

そこから、家族全員で猫捕獲作戦を開始しました。探してみると、まめとひまは家から離れずに駐車場の車の下に隠れていました。

わたしたちはそっと近づいて声をかけましたが、まめとひまはすぐに走り出しました。

でも、逃げた先は自分たちが出てきた網戸の前でした。

「今だ!」と思って、家の中にいた子供に網戸を開けるように合図しました。

網戸が開くと同時に、まめとひまは自分から家の中に入っていきました。ようやく4匹全員を無事に捕獲することができました。

ただ、今回のわたしのケースは本当にラッキーだったなと思います。

もしも猫たちが家から遠く離れてしまったら、どうなっていたかわかりません。

ですので、わたしはこの経験から、猫を飼うなら窓やドアにしっかりした防止策を取ることが大切だと学びました。

もしもあなたも飼い猫が脱走したら、焦らず落ち着いて対処してください。

猫は自分の住処や飼い主が好きな動物ですから、必ず戻ってきますよ。大好きなおやつやおもちゃ、猫トイレなどを用意しておくと効果的です。

私の体験談が少しでも役に立ったら嬉しいです。

まとめ:猫が脱走したらどんな危険がある?探し方や脱走防止、災害時にも役立つ備えとは?

この記事では、万が一の猫の脱走に備えて「猫が脱走したらどんな危険があるのか?」についてまとめました。

猫が脱走すると、危険な目に遭ったり行方不明になったりすることがあります。

そのようなことにならないためにも、飼い猫のためにも事前に脱走対策をしておくことが大切です。

脱走対策をすることで、猫の安全を守ることや猫のストレスを軽減すること、飼い主の心配や負担を減らすことができます。

猫と飼い主が幸せに暮らすために、脱走対策は欠かせません。

猫を飼うなら、脱走対策は必須です。ぜひ参考にしてみてくださいね₍ᐞ•༝•ᐞ₎◞ ̑̑

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