猫ちゃんと暮らしていると、ふとした瞬間に「猫がおしりをあげてくる」ことってありませんか?
特に、撫でているときや近づいてきたときに、突然おしりを高く突き出してくる姿に、「これってどういう意味?」と戸惑った経験がある方も多いはずです。
この記事では、猫がおしりをあげる理由について、猫ちゃんの気持ちに寄り添いながらわかりやすく解説していきます。
猫がおしりを高くあげる主な理由とは?
猫がおしりを高く上げるのには以下のような理由があります。
1. 飼い主への信頼と安心のサイン
猫ちゃんにとっておしりは急所。そんな大切な部分を無防備に見せてくるのは、「あなたを信頼しているよ」「安心しているよ」という証拠です。
特に、リラックスしているときや甘えたいときにこの行動が見られることが多く、飼い主との信頼関係ができているサインといえるでしょう。
2. 撫でてほしいというアピール
猫ちゃんはしっぽの付け根や腰のあたりを撫でられるのが好きな子が多く、その部分を撫でていると、自然とおしりを高く持ち上げてくることがあります。
これは「そこが気持ちいいからもっと撫でて!」という、甘えん坊な気持ちの表れです。
我が家の猫たちの場合
我が家には4匹の猫がいるのですが、特にメスの三毛猫ちゃんは、しっぽの付け根あたりを撫でてほしくてよく擦り寄ってきます。おしりをピンと高く上げて、まさに「ここを撫でて〜!」とアピールする姿がとても可愛いんです。
一方で、ハチワレのオス猫も撫でると喜びますが、三毛ちゃんほど積極的ではなく、そこまでおしりを高くすることはありません。
このように、猫ちゃんによっても気持ちの表現には個性があるようですね。
3. 親愛の気持ちや挨拶の表現
猫同士の挨拶では、おしりの匂いを嗅ぎ合うのが一般的です。これはお互いの情報を確認するための行動であり、信頼と親愛の気持ちを示すもの。
飼い主におしりを向けてあげるのも、「仲間だと思っているよ」「あなたのことが好きだよ」というサインと受け止めてOKです。
4. 発情期のサイン(特にメス猫)
メス猫の場合、発情期に入ると「ロードシス」と呼ばれる姿勢をとることがあります。これはおしりを高く持ち上げ、しっぽを横に倒すポーズで、交尾を受け入れる準備ができたというサイン。
避妊手術をしていない場合は、このような行動が見られることがあります。
猫がおしりをあげてきたときの正しい対応は?
猫ちゃんがおしりをあげてくるときは、たいていポジティブな気持ちであることが多いです。
- 撫でてほしそうな場合は、しっぽの付け根をやさしくなでてあげる
- 安心してくれている証なら、そっと声をかけたり褒めてあげる
- 発情期が関係していそうなら、落ち着いた環境で様子を見る
猫の様子をしっかり観察しながら、その気持ちに寄り添って対応してあげることが大切です。
まとめ:猫がおしりをあげるのは愛情のサインがいっぱい
猫がおしりをあげる行動には、以下のような意味が込められています。
- 飼い主への信頼と安心の気持ち
- 撫でてほしいという甘えの表現
- 親愛や挨拶の気持ち
- 発情期による本能的なサイン
どれも猫なりのコミュニケーションであり、基本的には愛情や信頼の証です。
「うちの子、なんでおしりをあげてくるんだろう?」と気になったときは、ぜひこの記事の内容を思い出して、猫の気持ちを受け止めてあげてくださいね。
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